タイで生活していると色々な南国フルーツを食べることができます。
その中で、兄弟のような名前の「ロンガン」と「ロンコン」がオススメです。

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ロンガン(手前)は漢字で書くと「龍眼」、タイ語は「ラムヤイ」です。
ロンコン(奥)は漢字は「龍功」、タイ語は同じく「ロンコン」です。

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ロンガンは、ムクロジ科の植物です。
台湾や中国では街路樹としても植えられているみたいですが、フルーツとしても人気が高いです。
タイでは、チェンマイ産が特に美味しいと言われています。

ちなみに、ムクロジ科には「ライチ」や「ランブータン」も含まれます。
果実の見た目は違いますが、味はどれも似ているように感じませんか?

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ロンコンは、センダン科の植物です。
実は、ロンガンもロンコンも「目(もく)」までは同じ、「ムクロジ目」です。まぁ、目まで来たらかなり幅広いですが、、、、

余談ですが、ロンコンには非常に見た目が似ている「ランサト」という果物がありますが、これは見分けが本当に難しいです。

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果実の中身は、奥がロンガン、手前がロンコンです。
どちらも半透明の果実ですが、ロンコンには5つほどの切れ目が入っています。

味は、ロンガンはライチに似ていると思います。非常に甘味が強く、果肉の弾力も強いです。
ロンコンは、グレープフルーツに近い味とよく言われています。果肉だけであればサッパリとした甘味ですが、未熟種子を潰すと苦味が出るため、この味が重なってグレープフルーツ風に感じます。
果肉は、柔らかめです。

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種子は、左がロンガン、右がロンコンです。
ロンガンの種子は硬く、噛み砕くことはできないです。
ロンコンは種子が未熟なことが多いですが、たまに大きな種子が入っています。サイズが大きくても、種子にしては柔らか目です。

どちらも、タイをはじめとする東南アジアや中国などで食べることができます。
調理要らずで、皮を剥くだけで生食で食べれますので、是非、味わってみて下さい。

それでは、また次回ッ!
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