先日、たまたま田舎道を歩いていて初めてドラゴンフルーツの花を見ました!
備忘録を残しておきます。

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まずはドラゴンフルーツについてです。
学名は「Selenicereus Undatus」であり、英名では“ピタヤ"と呼ばれています。
日本人からするとピタヤは聞き慣れないかも知れませんが、健康思考の高い方では「ピタヤボール」というサラダ名を聞いたことがあると思います。アサイーボールのように、アメリカで人気のあるサラダの1つですね。

中国では「火竜果」という漢字が利用され、ドラゴン的な意味合いがありそうです。タイ語では「ゲーオマンゴン」と呼ばれ、ゲーオが“玉"、マンゴン“が”ドラゴン”の意味になります。

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さて、、、こちらがドラゴンフルーツの花です。
そうです、、、残念ながら開花後になります。本来は、大人の手のひらサイズの大きな花が咲くようですが、一晩で開花が終わってしまいます。
今回はたまたま道端で見かけた花ですので、次回は見逃さないようにチェックしておきます。

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ドラゴンフルーは、自家和合性
自家不和合性の2種類の品種があるようです。
自家不和合生の場合、自分の花粉かどうかを認識する機構が備わっており、自分の花粉が付いても結実しません。そのため、一晩しか開花しないにも関わらず自家不和合生の性質を持っているメリットが少ない気もします。
自家不和合生の性質でよく知られているアブラナ科のように一斉に開花し、虫を寄せ付ける性質があればいいのですが、ドラゴンフルーツの生存戦略は不思議ですね。

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栽培は東南アジア、中南米、台湾など幅広い国と地域で行われています。
品種は、写真のような赤皮で白肉のタイプが最もポピュラーです。これ以外にも、赤肉のタイプや黄色い皮のタイプがあります。

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白肉は、甘味と酸味が丁度良く、最も食べやすいと思います。
赤肉の場合は、個人的にはやや酸味が強いイメージがあります。果汁も赤いため、洋服を汚さないように注意が必要です。
タイ人の中では、ドラゴンフルーツの種子のツブツブ食感が苦手な方が多いようです。

以上、今回はドラゴンフルーツの花の備忘録でした。
次回は開花した時の写真を収めたいと思います!
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