タイの食文化で主食と言えば、「タイ米」です。
そんなタイ米を活かした“米粉”の使い道を纏めてみます。
まず定番と言えば、麺類です。
クイティアオやイェンタオフーに使われるセンミー、センレック、センヤーイと呼ばる麺は米粉が材料です。
他にも、「クイチャップ」と呼ばれるスープ料理も米粉の麺を使います(米粉のマカロニ的な感じ)。
乾麺として保存期間を伸ばすことが目的なため、モチモチ感は少なめな気がします。
タイ米を含む「インディカ米」の特徴として、日本で食べられる「ジャポニカ米」よりもデンプンの主成分であるアミロースを多く含む事で、パラパラとした炊きあがりになります。
日本人の感覚では「日本米(ジャポニカ米)に比べ、タイ米は腹持ちが悪い」と感じる方がいます。
しかし栄養面では、アミロースが多いため消化が緩やかで腹持ちが優れています。更に、カロリーもジャポニカ米よりも多いです。
話はそれましたが、
日本人からすると「クイティアオは量が少ない」と感じるかも知れませんが、栄養価としては問題なしの分量でしょう!
続いて、「パッタイ」です。
タイ料理の定番であるパッタイも米粉の麺を利用しています。
調理前には、一度、水で乾麺を戻します。
その後に麺を炒めるのことになりますが、先述のクイティアオと比べてモチモチ感が強いです。
幅広のセンヤーイを利用した「パットシーイル」もあります。
醤油風味の焼きそばです。
「カノムチーン」も米粉が材料です。
カノムチーンの目的も“長期保存”ですが、乾麺ではありません。これは、米粉を発酵させた麺料理です。
そのため香りは独特であり、少し酸味を感じる味わいです。
香辛料を効かせたスープと大量の野菜と一緒に食べるため、このカノムチーンの独特な風味が食欲をそそります。
発酵をさせ、水分も含んでいるため、直接触るとベタベタします。
日本人からすると、パッと見で素麺に見えますが全く違う麺料理です。
珍しいかも知れませんが、米粉の「煎餅」もあります。材料は、カノムチーンの生地をそのまま焼いたものです。これは、かなり腹持ちがよく、日本のぬれ煎餅のような感覚です。
味付けはなく、炭火で直焼きをするだけです。炭火でじっくりと焼くため、モチモチ感が非常に強くなります。感覚的には、日本のぬれ煎餅の1.5倍くらいモチモチです。
どちらかと言うと、ベーキングパウダーで発酵させない小麦粉に近いような感じがします。
改めて、
インディカ米は世界の米生産量の80%以上を占めています。その為、各地域や国で独自の料理へ利用されています。
生産国の中でも、タイはトップ3に入る程の生産量を誇ります!
タイで生活をしていると沢山の米粉料理に出会えますので、是非、お気に入りの料理を探し出して見て下さい。
それでは、また次回ツ!
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まず定番と言えば、麺類です。
クイティアオやイェンタオフーに使われるセンミー、センレック、センヤーイと呼ばる麺は米粉が材料です。
他にも、「クイチャップ」と呼ばれるスープ料理も米粉の麺を使います(米粉のマカロニ的な感じ)。
乾麺として保存期間を伸ばすことが目的なため、モチモチ感は少なめな気がします。
タイ米を含む「インディカ米」の特徴として、日本で食べられる「ジャポニカ米」よりもデンプンの主成分であるアミロースを多く含む事で、パラパラとした炊きあがりになります。
日本人の感覚では「日本米(ジャポニカ米)に比べ、タイ米は腹持ちが悪い」と感じる方がいます。
しかし栄養面では、アミロースが多いため消化が緩やかで腹持ちが優れています。更に、カロリーもジャポニカ米よりも多いです。
話はそれましたが、
日本人からすると「クイティアオは量が少ない」と感じるかも知れませんが、栄養価としては問題なしの分量でしょう!
続いて、「パッタイ」です。
タイ料理の定番であるパッタイも米粉の麺を利用しています。
調理前には、一度、水で乾麺を戻します。
その後に麺を炒めるのことになりますが、先述のクイティアオと比べてモチモチ感が強いです。
幅広のセンヤーイを利用した「パットシーイル」もあります。
醤油風味の焼きそばです。
「カノムチーン」も米粉が材料です。
カノムチーンの目的も“長期保存”ですが、乾麺ではありません。これは、米粉を発酵させた麺料理です。
そのため香りは独特であり、少し酸味を感じる味わいです。
香辛料を効かせたスープと大量の野菜と一緒に食べるため、このカノムチーンの独特な風味が食欲をそそります。
発酵をさせ、水分も含んでいるため、直接触るとベタベタします。
日本人からすると、パッと見で素麺に見えますが全く違う麺料理です。
珍しいかも知れませんが、米粉の「煎餅」もあります。材料は、カノムチーンの生地をそのまま焼いたものです。これは、かなり腹持ちがよく、日本のぬれ煎餅のような感覚です。
味付けはなく、炭火で直焼きをするだけです。炭火でじっくりと焼くため、モチモチ感が非常に強くなります。感覚的には、日本のぬれ煎餅の1.5倍くらいモチモチです。
どちらかと言うと、ベーキングパウダーで発酵させない小麦粉に近いような感じがします。
改めて、
インディカ米は世界の米生産量の80%以上を占めています。その為、各地域や国で独自の料理へ利用されています。
生産国の中でも、タイはトップ3に入る程の生産量を誇ります!
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