今回は、「プルメリア(Plumeria)」のご紹介です!
タイで生活をしていると、絶対に一度は見た事があると思います。
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プルメリアは、タイ語で「リーラワディー」と呼ばています。
実はリーラワディーとは別に、旧名として「ラントム」があります。
ラントムと呼ばれていた頃は、タイ語で“辛い"や"苦しい"を意味する
単語の発音に近いことで少し嫌われる存在でした。
しかし改名後は、本来の美しさもあり、タイを代表するような花として
人気を集めています。
石鹸細工でもプルメリアの形が作られ、お土産としても人気がでています。

プルメリアは、ラオスやニカラグアの国花として知られています。
また、ハワイでも象徴的な花の1つです。
タイでは家の軒先や街路樹としても見かけますが、お寺に植えられている
ことが多いですね。英名も「Temple three」です。

ちなみに、フィリピンやマレーシアでは墓地の周辺に植えられることが
多いようですが、タイでも改名されるまでは同様な扱いでした。

なんでもそうですが、名前って本当に大切だと感じますね。
国によって扱われ方が異なり、各国の文化的な背景に左右される
珍しい植物がプルメリアです。

花言葉は、気品、恵まれた人、日だまり、内気な乙女などです。
品種数300近くあり、白、ピンク、赤、黄色などの花弁をもつものがあります。

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原産はカリブ海諸国や中南米であり、キョウチクトウ科インドソケイ属に分類されます。樹高は10m位でには成長し、通年で開花をしています。

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幹は、白系でスベスベしています。枝がヒョロヒョロと育つため、風が吹くと木全体が物凄く揺れてしまいます。

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葉は光沢があり、20cmほどの長さがあります。
肉厚で、葉脈がくっきりとしています。

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花もそうですが、この葉と併せて、一気に散ります。
病気に弱いので、タイの雨期になると"うどんこ病"や“さび病”が葉に付きやすいです。
とにかく、落葉した残骸の掃除が大変なのです。

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樹液には注意が必要です。
花が綺麗なので、花を摘んで記念撮影をする方がいます。
しかし花や茎を折ると写真のような白色の樹液が出てきます。
これには毒性がありますので、なるべく触れない事をオススメします。
キレイな花には棘があるという事です!

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以上、プルメリアをご紹介でした。
それでは、また次回ッ!
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