南国の象徴として、ヤシの木を思い浮かべる方が多いですね。
ヤシの木にも沢山の種類があり、
今回は「サトウヤシ(シュガーパーム)」のご紹介です!

まずこちらの写真を見て下さい。
サトウヤシココナッツの見分けがつきますか?

1つ目
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2つ目
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実は、1つ目がサトウヤシ2つ目がココナッツです。
ぱっと見の違いは、葉の付き方が丸を描いているとサトウヤシ、
少し三角形に近い感じなのがココナッツです。

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サトウヤシの葉は熊手のような付き方をしている為、
葉の付け根がしっかりとしています。

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ココナッツは鳥の羽のような葉の付き方ですので、
重さが増して垂れ下がります。

どちらもヤシ科の植物ですが、サトウヤシは「クロツグ属」
ココナッツは「ココヤシ属」であり、分類学的にも違う植物として扱われています。

和名のサトウヤシ、英名のシュガーパームの通り、砂糖の原料になります。
植物ではサトウキビ、テンサイ、カエデの木などが有名ですが、
東南アジアではサトウヤシも一般的な砂糖の原料として扱われています。

上白糖よりも血糖値の上昇が少なくミネラル等の栄養分も多く含まれている事から、
健康食品としても注目されています。

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果実は、紫色のボールのような感じです。(写真は日焼けした果実ですが、、、)
フットサルやハンドボールの競技球くらいの大きさです。

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実の中には写真のような果肉があります。

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皮を向くと半透明な果肉が出てきて、食感はナタデココのような感じです。
甘みは殆ど感じません。
この部分は、甘いシロップに混ぜて、デザートとして食べられる事が多いです。

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砂糖の原材料としては樹液が利用され、写真のように固形物として作られる
場合が多いですね。

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または、樹液をそのまま利用する方法もあります。

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更に、果実のオレンジ色の繊維部分を料理した伝統的なお菓子である
「カノムターン」もあります。タイ式の蒸しパンみたいな感じで、美味しいです!

砂糖としての利用意外にも、可食部分が多くある植物です。
タイ生活で意外と目にする機会も多いですので、見つけたら食べて見て下さい!
日本人好みの味かと思います。

それでは、また次回ッ!
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