世界の狩猟文化には、"毒矢"を利用した方法があります。
日本では、アイヌ文化でトリカブトの毒素を利用した矢毒が有名かと思います。
世界四代"矢毒"に利用された植物は、トリカブト、ストロファントゥス、
イポー、クラーレと言われています。
今回は矢毒に利用された植物の中から、「金竜花(ストロファントゥス属)」の
ご紹介です。
金竜花の概要は下記です。
・学名:Strophanthus gratus
・原産:アフリカ地方
・蔓性常緑樹(5m前後)
※写真の個体は、非常に大きかったです!
最大サイズくらいあったと思います。
種子に"ストロファンチン"という毒素が含まれており、それが矢毒と
して利用されました。現在は、強心剤の材料として利用をされています。
この毒素は非常に強いらしく、ゾウでも倒れるみたいです。
ちなみに、花言葉は「ねじれた関係("不倫"の意味)」です。
この強い毒素を持った植物の花言葉としては、恐怖を感じますね、、、
日本では、基本的には園芸店では扱われていないようです。
恐らく、輸出入の法律的な部分が関わっているのかも知れませんね。
まぁ、日本に帰化しても怖いですので輸入が進まない事を願います。
そのため、
金竜花は、タイに来たときに観察してみて下さい!
意外と、庭先の花卉と並んで植えられています。
蕾はこんな感じです。
約5個が纏まって付いています。
開花直前です。
花弁の先が少し捻れているのが印象的です。
赤色も濃く、目に止まります!
花の形は、非常に独特です。
子房の周りに大きくスペースが開くように花弁が付きます(漏斗状です)。
花弁の色は薄いピンクですが、だんだんと白くなり、散っていきます。
芳香も感じられ、甘みのある香りです。
何となく、ユリに近い香りでした。
綺麗な花にはトゲがあると言いますが、毒があるのは恐ろしいですね。
毒素が含まれるのは種子であり、葉や花に触れても問題無いので、
道端で見つけたら遠慮なく観察してみて下さい!
それでは、また次回ッ!
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・学名:Strophanthus gratus
・原産:アフリカ地方
・蔓性常緑樹(5m前後)
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最大サイズくらいあったと思います。
種子に"ストロファンチン"という毒素が含まれており、それが矢毒と
して利用されました。現在は、強心剤の材料として利用をされています。
この毒素は非常に強いらしく、ゾウでも倒れるみたいです。
ちなみに、花言葉は「ねじれた関係("不倫"の意味)」です。
この強い毒素を持った植物の花言葉としては、恐怖を感じますね、、、
日本では、基本的には園芸店では扱われていないようです。
恐らく、輸出入の法律的な部分が関わっているのかも知れませんね。
まぁ、日本に帰化しても怖いですので輸入が進まない事を願います。
そのため、
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意外と、庭先の花卉と並んで植えられています。
蕾はこんな感じです。
約5個が纏まって付いています。
開花直前です。
花弁の先が少し捻れているのが印象的です。
赤色も濃く、目に止まります!
花の形は、非常に独特です。
子房の周りに大きくスペースが開くように花弁が付きます(漏斗状です)。
花弁の色は薄いピンクですが、だんだんと白くなり、散っていきます。
芳香も感じられ、甘みのある香りです。
何となく、ユリに近い香りでした。
綺麗な花にはトゲがあると言いますが、毒があるのは恐ろしいですね。
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