タイの農業地帯では、多くのマメ科植物を目にします。
今回ご紹介するのは、「ギンネム(別名:ギンゴウカン )」です。
タイ語は、クラティンです。(特に特別な意味は無いようです)
この植物は、数多くの特徴を持ちます。
1つ目が、可愛らしい花です!
耳掻きの先端についているフサフサ(梵天(ぼんてん))にそっくりです。
触るとフサフサはしていないですが、、、
原産地はメキシコであり、現在は世界各国に生育しています。
生命力が強く、当時はパルプの原材料や畑の緑肥として世界各国に輸出されました。
しかし現在は、日本を含む各国で帰化した個体が農家を悩ませています。
分類的には、「ネムノキ亜科」になります。
そうです、
タイ料理に使われるネジレフサマメ(タイ名:サトー)と同じ仲間です。
上記写真のように、鞘の形はネジレフサマメに似ていますね。
大きさは20cm程度なので、だいぶ差があります。
鞘の付き方は、花の見た目から想像通りといった感じです。
残念ながら、ギンネムは食べられません。
2つ目の特徴として、葉や芽に「ミモシン」という有毒なアミノ酸が含まれています。
昔は家畜の餌として利用された時期があったようですが、
ミモシンの影響で家畜に悪影響がでるため、今は利用されません。
3つ目の特徴として厄介なのが、このミモシンがアレロパシーの性質を持つことです。
アレロパシーを簡単に説明すると、自分の周りに有毒な毒素を出し、他の植物が
育たなくなるうにする植物の生存戦略です。
先述では、「緑肥」としての利用を記載しましたが、確かにマメ科の特徴である
根粒菌は付くようです。しかし生育させすぎると、アレロパシー、、、複雑です。
何とも管理が厄介であり、帰化してしまうとドンドン増えます。
枝はヒョロヒョロですが、鞘の数は非常に多く付きます。
可愛らしい花の見た目に反して、付き合いが難しい植物ですね。
以上、ギンネムのご紹介でした。それでは、また次回ッ!
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タイ語は、クラティンです。(特に特別な意味は無いようです)
この植物は、数多くの特徴を持ちます。
1つ目が、可愛らしい花です!
耳掻きの先端についているフサフサ(梵天(ぼんてん))にそっくりです。
触るとフサフサはしていないですが、、、
原産地はメキシコであり、現在は世界各国に生育しています。
生命力が強く、当時はパルプの原材料や畑の緑肥として世界各国に輸出されました。
しかし現在は、日本を含む各国で帰化した個体が農家を悩ませています。
分類的には、「ネムノキ亜科」になります。
そうです、
タイ料理に使われるネジレフサマメ(タイ名:サトー)と同じ仲間です。
上記写真のように、鞘の形はネジレフサマメに似ていますね。
大きさは20cm程度なので、だいぶ差があります。
鞘の付き方は、花の見た目から想像通りといった感じです。
残念ながら、ギンネムは食べられません。
2つ目の特徴として、葉や芽に「ミモシン」という有毒なアミノ酸が含まれています。
昔は家畜の餌として利用された時期があったようですが、
ミモシンの影響で家畜に悪影響がでるため、今は利用されません。
3つ目の特徴として厄介なのが、このミモシンがアレロパシーの性質を持つことです。
アレロパシーを簡単に説明すると、自分の周りに有毒な毒素を出し、他の植物が
育たなくなるうにする植物の生存戦略です。
先述では、「緑肥」としての利用を記載しましたが、確かにマメ科の特徴である
根粒菌は付くようです。しかし生育させすぎると、アレロパシー、、、複雑です。
何とも管理が厄介であり、帰化してしまうとドンドン増えます。
枝はヒョロヒョロですが、鞘の数は非常に多く付きます。
可愛らしい花の見た目に反して、付き合いが難しい植物ですね。
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