タイには綺麗な園芸品種が多く存在します。
今回ご紹介するのは、アマランサスの仲間である「ケイトウ」です。
“アマランサス”と聞くと、タイではパッコムと呼ばれ、葉を食べる習慣があります。
タイではホウレンソウの代わり的な存在です。
世界的にはヒユと呼ばれることもあり、雑穀として種子が食べられています。
アマランサスの種子を食べる歴史は古く、宇宙機関のNASAも栄養価の高さを
評価し、昔ながらのスーパーフードとして知られています。
“ケイトウ”と聞くと、鶏のトサカのようなフサフサしたピンクや黄色の花を
咲かせる園芸品種を思い浮かべると思います。
英名も「Cockscomb」であり、雄鶏のトサカを意味します。
実は、アマランサスもケイトウも同じ「Amaranthaceae(ヒユ科)」の植物です。
分類は、アマランサスは「Amaranthaceae(ヒユ科)Amaranthus(ヒユ属)」、
ケイトウは「Amaranthaceae(ヒユ科)Celosia(ケイトウ属)」です。
広い意味とはなりますが、アマランサスとケイトウは仲間になります。
(ここからは“ケイトウ”で呼び名を統一します)
ケイトウは、他殖性の性質が強く、自分の花粉で交配(自殖)することは少なく、
基本的には他の株の花粉で種子を付けます。
そのため、他の品種とも交雑しやすいため、株によっていろいろな特徴を持つ
個体が出てきます。
今回見つけたケイトウは、タイ国内で育成された園芸品種のようです。
特徴の一つ目は、花です。
ピンクと白のグラデーションが非常に綺麗でした。
また開花期も揃うため、見ごたえのある株に育ちます。
ケイトウの花言葉は、おしゃれ、気取り屋、風変りなどです。
特徴の二つ目は、葉です。
裏表で色合いが異なっており、とても目を引きます。
裏面が赤いため、風に揺られて濃い緑と赤がユラユラと色変わりして見えます。
特徴の三つ目は、葉柄です。
葉柄も鮮やかなピンクでした。茎は緑色ですので、ここの色変わりも綺麗でしたね。
最後に、
今回の株は開花期の全盛期に見えましたが、すでに種子も沢山ついていました。
写真中央の黒っぽい粒が種子です。少し揺らすだけでも、ボロボロとこぼれ落ちてきます。
以上、ケイトウのお話でした。
それでは、また次回ッ!
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今回ご紹介するのは、アマランサスの仲間である「ケイトウ」です。
“アマランサス”と聞くと、タイではパッコムと呼ばれ、葉を食べる習慣があります。
タイではホウレンソウの代わり的な存在です。
世界的にはヒユと呼ばれることもあり、雑穀として種子が食べられています。
アマランサスの種子を食べる歴史は古く、宇宙機関のNASAも栄養価の高さを
評価し、昔ながらのスーパーフードとして知られています。
“ケイトウ”と聞くと、鶏のトサカのようなフサフサしたピンクや黄色の花を
咲かせる園芸品種を思い浮かべると思います。
英名も「Cockscomb」であり、雄鶏のトサカを意味します。
実は、アマランサスもケイトウも同じ「Amaranthaceae(ヒユ科)」の植物です。
分類は、アマランサスは「Amaranthaceae(ヒユ科)Amaranthus(ヒユ属)」、
ケイトウは「Amaranthaceae(ヒユ科)Celosia(ケイトウ属)」です。
広い意味とはなりますが、アマランサスとケイトウは仲間になります。
(ここからは“ケイトウ”で呼び名を統一します)
ケイトウは、他殖性の性質が強く、自分の花粉で交配(自殖)することは少なく、
基本的には他の株の花粉で種子を付けます。
そのため、他の品種とも交雑しやすいため、株によっていろいろな特徴を持つ
個体が出てきます。
今回見つけたケイトウは、タイ国内で育成された園芸品種のようです。
特徴の一つ目は、花です。
ピンクと白のグラデーションが非常に綺麗でした。
また開花期も揃うため、見ごたえのある株に育ちます。
ケイトウの花言葉は、おしゃれ、気取り屋、風変りなどです。
特徴の二つ目は、葉です。
裏表で色合いが異なっており、とても目を引きます。
裏面が赤いため、風に揺られて濃い緑と赤がユラユラと色変わりして見えます。
特徴の三つ目は、葉柄です。
葉柄も鮮やかなピンクでした。茎は緑色ですので、ここの色変わりも綺麗でしたね。
最後に、
今回の株は開花期の全盛期に見えましたが、すでに種子も沢山ついていました。
写真中央の黒っぽい粒が種子です。少し揺らすだけでも、ボロボロとこぼれ落ちてきます。
以上、ケイトウのお話でした。
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