今回ご紹介するのは、沖縄県で三大名花の一つとしてあげられる
オオゴチョウ」のご紹介です。
(ちなみに沖縄の三大名花は、オオゴチョウ、デイゴ、サンダンカです)

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いつものことですが、
タイの田舎道を散歩していた時に見つけました。

オオゴチョウの学名は「Caesalpinia pulcherrima (L.) Sw.」です。
英名は、Peacock flowerやPeacock's crestと呼ばれています。
タイ語名は、ハング ノック ユング タイ です。

この英名とタイ語名の共通点は、「孔雀」です。
オオゴチョウの花を孔雀に例えて、命名されています。

確かに、花の開き方は孔雀が羽を広げた感じに似ています。
近くで見るととても綺麗です!

ちなみに、和名の場合は「蝶」という漢字が使われてます。
(オオゴチョウ=大胡蝶)

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分類的には、
マメ科 ジャケツイバラ亜科 ジャケツイバラ属 オウコチョウ種」です。
マメ科のため、葉の並びが羽状複葉(うじょうふくよう)となっています。
複数の葉を合わせて1枚の葉とみなされるのが、マメ科の特徴ですね。

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形態としては、2m以上になる低木とされます。
枝には、鋭い棘があるのも特徴です。ご注意を。

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写真のように黄色い花のオオゴチョウもあります!
花の色に関わらず、 花言葉は「自分らしく生きる」、「輝く個性」です。
タイっぽい、とても前向きになれる花言葉です。

しかし、実際には原産地は西インド諸島が原産であり、タイからすると外来植物の
扱いとなります。外来植物と聞くと印象が悪く感じる場合もありますが、タイの民家
の軒先にはよく植えられています。

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果実は、しっかりと豆の鞘がつきます。
若い種子(豆)は、そのまま食べることができます。 
私が写真をとっていると、現地の子供が寄ってきて食べて見せてくれました。
私も食べてみましたが、渋みがあり、好んで食べる物ではなさそうです。。。 
青臭さも強いです。

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鞘が成熟すると、乾燥した鞘がネジれるようにして破裂します。
これもマメ科の野生種ではよく見られる特性であり、目的は種子を遠くまで飛ばすことです。

 今回ご紹介したオオゴチョウは、タイ全土で見ることができます。
タイの気候であれは年中開花するようですので、見かけたら是非、写真に収めてください。
インスタ映えな写真が撮れること間違い無しですよ!

それでは、また次回ッ!
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