熱帯魚好きなら、一度は飼育したことがあるのが「ベタ」ですね。
エアーレーションがなくても瓶で飼育できるため、熱帯魚に詳しくない方でも
ホームセンターで購入したことがあると思います。

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タイ語で「ベタ」は、“プラーカット”と言います。

「プラーカット」はベタの品種カテゴリーの一つのため、 タイ語の中では珍しく、
日本人にも伝わる単語です。(熱帯魚ファン限定ですが、、、)

タイ語で、“プラー”は“魚”、“カット”は“噛む”という意味です。
直訳すると「噛む魚」ですが、「闘魚(とうぎょ)」が和名です。

タイ国内では、プラーカットは賭け事にも使われるほど人気があります。
日本人には、ショーベタと言われるカテゴリーが人気ですね。

タイではプラーカットでもショーベタでも、
1つの養殖場でブリーディングされていることが多いです。


今回訪問したのは、ナコンパトム県にある養殖場です。
実は、飛び込みで訪問しました。

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日本では失礼かも知れませんが、タイでは意外と快く見学をさせてくれる場所が多いです。
この場所も、たまたま見かけたのでお邪魔しました。

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よく見るのが、この風景ですね。
ウィスキーの小瓶に切れ目を入れて、オスを1匹づつ管理します。
※オスは複数飼育をすると、お互いがボロボロになるまで喧嘩します。

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瓶の上に乗っても割れることはないので、手作りのパイプでドンドン水換えを行います。

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こっちは、出荷個体の選定です。
色違いの個体が沢山いますので、瓶を持ち上げるだけでワクワクしました。

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これは、メスの養殖池です。
メスは喧嘩しないため、 複数飼育が可能です。

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成熟した個体同士のペアリングは大胆です。
日本の風呂桶サイズの桶にマジックリーフ1枚と一緒に入れて、数日後に泡巣を作っていれば
成功という方法でした。

日本でベタの繁殖に挑戦する際は、1匹数千円もする個体を容易に一緒に入れられない
ので神経を使いますが、さすがタイの養殖場です。

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最後は、欲しい個体を探して購入しました。
言い値次第ですが、100バーツ(約300円)位で購入できます。
この養殖場は、海外への輸出も行なっているようでした。

ちなみに、、、
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一般的にタイでベタを購入する時に500バーツ(約1500円)も出せば、そのまま
ショーベタとして出品できるレベルが見つかります。
安い個体であれば50バーツ(約150円)で取り扱っており、プラーカット、クラウンテール、
ハーフムーンなどなど一通りのカテゴリが買えますよ。

 熱帯魚を探す場合は、ラチャブリ県にある巨大熱帯魚市場もオススメです!
ぜひ、下記のブログもご一読ください。


それでは、また次回ッ!
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