タイの市場での流通量も比較的少ないですが、一度でも目にすると
忘れられないのが「ネジレフサマメ(タイ語:サトー)」です!
この写真のマメに見覚えはありませんか?
30〜50cmはある莢、そして奇妙な捻れ。
この捻れこそが名前の由来です。
ネジレフサマメが面白いのは植物分類学上の立ち位置です。
植物分類では、1980年代に提唱された“クロンキスト体系"と、1990年代に提唱された
“新エングラー体系”があります。
ネジレフサマメは、クロンキスト体系では独立した“ネムノキ科に分類されていましたが、
新エングラー体系では“マメ科 ネムノキ亜科”に分類が変更されました。
そうですッ!
見た目はネムノキ科に似ているけれども、細かく見るとマメ科により近いということです。
私のような素人目には、莢からして明らかにマメ科に見えていました。
しかし、草姿や葉を見るとネムノキ科からも切り離せないということですね。
結果的に、植物分類学上では“亜科”とされたわけです。
ちなみに、日本人に人気のある園芸植物に「オジギソウ」がありますが、
これも“マメ科 ネムノキ亜科”です。
ネジレフサマメと比較して、莢や個体サイズは大分違いますが分類的には同じです。
植物の分類学は面白いですね〜
さて、、、話をタイに戻します。
ネジレフサマメは、一回でも食べると独特な風味が忘れられなくなります。
風味としては、硫黄臭に似たような強烈な味です。
マメの大きさはソラマメ程度で、コリコリとした食感があります。
この風味と食感は、好き嫌いが分かれますね。
原産はマレー半島であり、マレーシア、タイ、インドネシアでも食用にされています。
タイでは南部での栽培が多く、チャンマイ等の北部では栽培が殆どされていません。
タイ料理では、ひき肉やエビなどと一緒に炒められ、辛口な味付けが多いです。
唐辛子の辛さで舌がヒリヒリしていても、ネジレフサマメの独特な風味はしっかり
と感じられます。
ニンニクのように後に残る匂いは無いので、興味のある方は食べてみてください。
普通の野菜と比べると多少は割高ですが、タイでの思い出として挑戦する価値ありです!
それでは、また次回ッ!
(このブログが面白いと感じた方からランキングのクリックを頂けると嬉しいです)
タイランキング
にほんブログ村
忘れられないのが「ネジレフサマメ(タイ語:サトー)」です!
この写真のマメに見覚えはありませんか?
30〜50cmはある莢、そして奇妙な捻れ。
この捻れこそが名前の由来です。
ネジレフサマメが面白いのは植物分類学上の立ち位置です。
植物分類では、1980年代に提唱された“クロンキスト体系"と、1990年代に提唱された
“新エングラー体系”があります。
ネジレフサマメは、クロンキスト体系では独立した“ネムノキ科に分類されていましたが、
新エングラー体系では“マメ科 ネムノキ亜科”に分類が変更されました。
そうですッ!
見た目はネムノキ科に似ているけれども、細かく見るとマメ科により近いということです。
私のような素人目には、莢からして明らかにマメ科に見えていました。
しかし、草姿や葉を見るとネムノキ科からも切り離せないということですね。
結果的に、植物分類学上では“亜科”とされたわけです。
ちなみに、日本人に人気のある園芸植物に「オジギソウ」がありますが、
これも“マメ科 ネムノキ亜科”です。
ネジレフサマメと比較して、莢や個体サイズは大分違いますが分類的には同じです。
植物の分類学は面白いですね〜
さて、、、話をタイに戻します。
ネジレフサマメは、一回でも食べると独特な風味が忘れられなくなります。
風味としては、硫黄臭に似たような強烈な味です。
マメの大きさはソラマメ程度で、コリコリとした食感があります。
この風味と食感は、好き嫌いが分かれますね。
原産はマレー半島であり、マレーシア、タイ、インドネシアでも食用にされています。
タイでは南部での栽培が多く、チャンマイ等の北部では栽培が殆どされていません。
タイ料理では、ひき肉やエビなどと一緒に炒められ、辛口な味付けが多いです。
唐辛子の辛さで舌がヒリヒリしていても、ネジレフサマメの独特な風味はしっかり
と感じられます。
ニンニクのように後に残る匂いは無いので、興味のある方は食べてみてください。
普通の野菜と比べると多少は割高ですが、タイでの思い出として挑戦する価値ありです!
それでは、また次回ッ!
(このブログが面白いと感じた方からランキングのクリックを頂けると嬉しいです)
タイランキング
にほんブログ村
コメント