タイでは、車に詳しく無い方が見ても明らかに古そうなトラックが走行していますね。
最近(2020年)は、バンコクなどの都心部では見なくなりましたが、郊外に行くと見かける
機会があります。しかも、荷物の総重量も相当な重さを運んでいます。
タイで一度は、写真のようなボンネットトラックを見たことがあると思います。
今回は私が通っている農村地帯の知合いのお宅に来ていたので、写真撮影の機会を頂きました。
個人的に初見で驚いたのが、ラジエーターが剥き出し状態だったことです。
タイでは、小石がバンバン飛び石として跳ねているのにガード無しは凄いですね。
まず、「ボンネットトラックとは何か?」ですが、これはボンネットにエンジンを積んでいる
トラックの総称です。
最近のトラックでは、エンジンを運転席の 下に積んでいるためボンネットがないです。
私も昔は日産のアトラスという1.5t車を運転していましたが、整備のときは運転席と助手席の
間にある蓋を開けてエンジンの点検をしていました。
写真を撮ったトラックは、いすゞ製のTXDボンネットトラックです。
いすゞがタイで創業したのは1966年です。
この頃、日本ではボンネットバスが街中を走っていた時代です。
そのため、今回のトラックも1960年代中期〜1970年代の車体だと思います。
ドライバーの方も50年以上前の車体ということで認識していました。
古い車体ですが、ボンネットを開けるとマジックハンドに使われるような形式で開口を
補助するダンパーがついていました。
この車体は、マニュアル5速の変速機付きでした。
エンジンルームはこんな感じです。
スカスカで地面が見えますね。とてもシンプルな作りです。
エンジンはディーゼルで、エンジンの外装は年式の割には錆は少なかったです。
左端に真っ直ぐ伸びている1本のパイプが見えますが、これはハンドルに直接つながっています。
現代車であればパワーステアリングの補助機能がありましが、これが前輪のシャフトへ
そのまま接続されています。ハンドル操作は相当重いと思います。
当時のオルターネーターは寿命が尽きていると思いますが、このオルタネーターは綺麗ですね。
エンジンルームがスカスカなので、交換もとても簡単そうです。
各種ボルトも錆びていない所が多く、全体的に必要箇所の整備がよくされている印象でした。
足回りは、こんな感じです。リフトアップの板の数&錆が凄いですね。
車高は高く、大人が下を向けば体育座りできるくらいです。
この車体はフレーム品質と足回りは少し心配でした。
続いて運転席です。
驚くのは、ドアがなく、運転席から助手席まで木材のベンチ風な作りということです。
これは違法改造ではなく、TXDボンネットトラックの標準装備です。
メーター周りは、こんな感じです。
正直、古すぎてスピードメーターと水温計位しか予想が付かなかったです。
スピードメーターは、時速120キロまで記載されていました。
写真の左端に見える2個のレバーの内1つは、チョークですね。
気温が高いタイでは、チョークが活躍するタイミングも少なそうですが、、、
最後に荷台はこんな感じです。
これは仕様が変更されていましたね。
運んでいたのはコレです。
稲藁を回収するための農耕機です。非常に大きいので、重量もあります。
安全運転を願って、今回はその場所から家路につきました。
それでは、また次回のブログでッ!
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最近(2020年)は、バンコクなどの都心部では見なくなりましたが、郊外に行くと見かける
機会があります。しかも、荷物の総重量も相当な重さを運んでいます。
タイで一度は、写真のようなボンネットトラックを見たことがあると思います。
今回は私が通っている農村地帯の知合いのお宅に来ていたので、写真撮影の機会を頂きました。
個人的に初見で驚いたのが、ラジエーターが剥き出し状態だったことです。
タイでは、小石がバンバン飛び石として跳ねているのにガード無しは凄いですね。
まず、「ボンネットトラックとは何か?」ですが、これはボンネットにエンジンを積んでいる
トラックの総称です。
最近のトラックでは、エンジンを運転席の 下に積んでいるためボンネットがないです。
私も昔は日産のアトラスという1.5t車を運転していましたが、整備のときは運転席と助手席の
間にある蓋を開けてエンジンの点検をしていました。
写真を撮ったトラックは、いすゞ製のTXDボンネットトラックです。
いすゞがタイで創業したのは1966年です。
この頃、日本ではボンネットバスが街中を走っていた時代です。
そのため、今回のトラックも1960年代中期〜1970年代の車体だと思います。
ドライバーの方も50年以上前の車体ということで認識していました。
古い車体ですが、ボンネットを開けるとマジックハンドに使われるような形式で開口を
補助するダンパーがついていました。
この車体は、マニュアル5速の変速機付きでした。
エンジンルームはこんな感じです。
スカスカで地面が見えますね。とてもシンプルな作りです。
エンジンはディーゼルで、エンジンの外装は年式の割には錆は少なかったです。
左端に真っ直ぐ伸びている1本のパイプが見えますが、これはハンドルに直接つながっています。
現代車であればパワーステアリングの補助機能がありましが、これが前輪のシャフトへ
そのまま接続されています。ハンドル操作は相当重いと思います。
当時のオルターネーターは寿命が尽きていると思いますが、このオルタネーターは綺麗ですね。
エンジンルームがスカスカなので、交換もとても簡単そうです。
各種ボルトも錆びていない所が多く、全体的に必要箇所の整備がよくされている印象でした。
足回りは、こんな感じです。リフトアップの板の数&錆が凄いですね。
車高は高く、大人が下を向けば体育座りできるくらいです。
この車体はフレーム品質と足回りは少し心配でした。
続いて運転席です。
驚くのは、ドアがなく、運転席から助手席まで木材のベンチ風な作りということです。
これは違法改造ではなく、TXDボンネットトラックの標準装備です。
メーター周りは、こんな感じです。
正直、古すぎてスピードメーターと水温計位しか予想が付かなかったです。
スピードメーターは、時速120キロまで記載されていました。
写真の左端に見える2個のレバーの内1つは、チョークですね。
気温が高いタイでは、チョークが活躍するタイミングも少なそうですが、、、
最後に荷台はこんな感じです。
これは仕様が変更されていましたね。
運んでいたのはコレです。
稲藁を回収するための農耕機です。非常に大きいので、重量もあります。
安全運転を願って、今回はその場所から家路につきました。
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