日本の田園風景をイメージすると、稲が一列に並んで風にユラユラと揺れている感じでしょうか。
昔ながらの田植えの風景も、左手に苗の束を持ち、右手で水田へ1つづつ植えていく感じですね。
さて、、、タイの水田はどんな感じでしょうか??
まず、タイで栽培されている米は「インディカ米」であり、日本の「ジャポニカ米」とは生育が異なります。極端な事を言うと、インディカ米はイネ科の雑草に近く、生育が旺盛です。
多少株間が混雑していても、しっかりと穂を実らせてくれます。
なんと、タイの稲作は最大で年4回もできてしまいます!
(日本は1回だけですが、四季を活かして産地を変えていくことで収量を確保しています)
まず、水田を耕運し、農業機械で表面を平らに慣らしていきます。
農機具を使う場合は、T字のトンボと呼ばれる道具を使って端っこを慣らします。
その後、種子を直接“バラ撒き”します。
撒いた後は土はかけずにそのままにします。田植え機なんて、使わないのです!
数日で、写真のように少しづつ根が出てきます。
そして、こんな感じでバラバラと芽が出てきます。
播種から収穫までは約3か月です。
刈り取りもロータリー式のコンバインで行います。
密植しているため意外にも倒立が維持されており、日本のように台風が無いため刈り取れない程
に穂が倒れることは少ないようです。
この地域では、籾付で「1,000kg 8,300バーツ(約2万5千円)」位とのことでした。
キロ単価は安めですが、一般的な水田の面積で約50aあり、一回の刈取りで収量は2,000kgは
超えるとの事でした。
簡単となりますが、タイの米作りのお話でした。
では、また次回のブログでッ!
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昔ながらの田植えの風景も、左手に苗の束を持ち、右手で水田へ1つづつ植えていく感じですね。
さて、、、タイの水田はどんな感じでしょうか??
まず、タイで栽培されている米は「インディカ米」であり、日本の「ジャポニカ米」とは生育が異なります。極端な事を言うと、インディカ米はイネ科の雑草に近く、生育が旺盛です。
多少株間が混雑していても、しっかりと穂を実らせてくれます。
なんと、タイの稲作は最大で年4回もできてしまいます!
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まず、水田を耕運し、農業機械で表面を平らに慣らしていきます。
農機具を使う場合は、T字のトンボと呼ばれる道具を使って端っこを慣らします。
その後、種子を直接“バラ撒き”します。
撒いた後は土はかけずにそのままにします。田植え機なんて、使わないのです!
数日で、写真のように少しづつ根が出てきます。
そして、こんな感じでバラバラと芽が出てきます。
播種から収穫までは約3か月です。
刈り取りもロータリー式のコンバインで行います。
密植しているため意外にも倒立が維持されており、日本のように台風が無いため刈り取れない程
に穂が倒れることは少ないようです。
この地域では、籾付で「1,000kg 8,300バーツ(約2万5千円)」位とのことでした。
キロ単価は安めですが、一般的な水田の面積で約50aあり、一回の刈取りで収量は2,000kgは
超えるとの事でした。
簡単となりますが、タイの米作りのお話でした。
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コメント
コメント一覧 (2)
nouthailife
が
しました
実は、インディカ米を日本方式で田植えしている場所もあります。
いつか本ブログでご紹介します!
nouthailife
が
しました