海外で生活していると、"日本風のXXX"という料理を目にすることが多くあります。
その中でも多いのが「寿司」ですね!
今回は、タイの日本風のローカル寿司を紹介したいと思います。

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タイ国内では寿司をはじめ、日本食はローカルな夜市でも目にするほど人気になっています。
庶民的な日本食レストランにも八番らーめん、FUJI、すき家など数多くが出店されています。日本人オーナーが営業する居酒屋やラーメン屋を含めれば、星の数ほど日本食レストランがタイにはあります。
例えば、やよい軒でお馴染みのプレナス株式社は、「プレナス・エムケイ株式会社」を1993年に設立してタイへ進出し、128店舗以上の日本食レストラン「YAYOI」を運営しています。このことから、少なくともタイに日本食文化が入ってきたのは27年前ということです。
これだけ昔から日本食に親しんでいれば、すでに30歳くらいのタイ人は子供の頃から日本食を食べる機会があったと考えられるでしょう。

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さて、、、本題の寿司の話題です。
写真の通り、タイの寿司はとてもカラフルです!
形は、普通の握りスタイル、軍艦、巻きずしなど基本的な雰囲気です。
タイの寿司は生ものが少ないのが特徴です。これは、気候が暑く、時期によっては高温多湿になるからでしょう。生で用意されるのは、タイ人が大好きなサーモンくらいです。
サーモン以外に寿司ネタとして人気があるのは、中華わかめ、カラフルなとびっこ風の何か、ハムやベーコンなどの肉類です。
価格は、小さいもので1つ5バーツ(約15円)、大きいもので10バーツ(約30円)です。
寿司の購入は、自分で好きなネタを皿に入れていき、最後にお会計をしてもらいます。

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味は、濃い味付けのものが多く、日本人ならそのまま食べても十分すぎるくらいの濃さです。しかしタイ人は、さらに醤油とわさびを追加して食べます。
正直、これは口の中で味が喧嘩をしてしまって、美味しいのか、不味いのかの判断がつかないです。
よく言われるのが、日本人は出汁の文化があり''味の調和"を美味しいと感じ、タイ人は"2種類以上の味"を感じることを美味しいと判断するそうです。例えるならトムヤムクンです。トムヤムクンは、辛いと酸っぱいが同時に口に広がるため、日本人は苦手な方もいますが、タイ人には大人気の定番料理です。

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いかがでしょうか?
タイを訪れたときは、是非、日本風の寿司を食べてみてください!
アレンジ料理として頂けば、自分の中の新しいヒラメキにつながるかもしれません。
私は寿司が好きなのでよく食べますが、新しい味付けに出会ったときはラッキーだったと感じています。
日常の食事の中で、こういった楽しさを体感できるのは海外ならではだと思います。

それでは、次回もタイの面白い食文化をドンドン紹介していきますね!


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