「蓮」と聞くと何を思い浮かべますか?
仏教の花(一蓮托生)、レンコン、ドライフラワーとしての飾りなど多くの用途が出てくると思います。
タイでは、大型チェーン店であるスーパーマーケットに「Lotus」があり、蓮(Lotus)はとても身近な存在です。

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蓮は泥水の中から清らなかな花を咲かせるため、見ているだけで心が落ち着きます。
花言葉は、「神聖」、「清らかな心」、「雄弁」「離れゆく愛」です。 
レンコンをお節料理に入れる理由は、穴が多くあることで"先を見通す"という意味が込められています。

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今回の話題となるのが、「ハスの実」です。
上記写真のような状態でタイの市場では一般的に売られており、私が購入したときは一つ4バーツ(約12円)でした。
ハスの実は、この花托(かたく)の中に入っている部分です。花托を割ると、中にはどんぐりサイズの実が入っています。この実の周りの皮を向くと、白色の可食部分が出てきます。

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ハスの実を食べる習慣は日本にはあまリありませんが、タイを含む東南アジアでは馴染みのある食材です。
ハスの実がカキ氷やアイスに入っていたりします。その時は軽く下処理をしているので、半透明になっていて、味は無味無臭といった感じです。
今回、私はハスの実を生で食べてみました。新鮮であれば、全く問題無しです。
味はというと、、、若干の渋みはあるものの、甘みも感じられました。肉質は柔らかめで、少しコリコリ感があります。乾燥豆のスナック菓子的な感じで食べれました。

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ハスの実の効能としては、精神安定に効果があると言われています。そのため、生薬として扱われる一面も持っています。
他にも、食物繊維が多いために便秘改善につながったり、ビタミンB1を筆頭に豊富な栄養価を持っています。

タイ旅行中にハスの実を食べるだけで、いい思い出話の一つになるかも知れませんね!
もし市場で花托を見つけたら、試しに一つ買ってみるのはいかがでしょうか?

それでは、また次回のブログでお会いしましょう〜

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