「駄菓子屋」と聞くと、何となく懐かしい気持ちになりますよね。
タイにも昔ながらの駄菓子屋があり、フラッと立ち寄ってみました。

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タイの田舎では、大通り沿いにいくつもの個人商店が並んでいます。カフェ、バイクの修理屋、携帯電話ショップ、電気屋など色々なお店がありますが、今回注目したのは「駄菓子屋」です。

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写真のように、子供向けのおもちゃ(水鉄砲、シャボン玉、風船等)、ガムやチョコレート、スナック菓子が並んでいます。
しかし、近くにはセブンイレブンやスーパーマーケットがあり、同じような商品がより安く買えたりもします。
日本国内でも、コンビニのチェーン展開や大型のデパート&ホームセンターなどの建設に伴い、街の駄菓子屋などが店を閉め、"シャッター商店街"などが増えました。
きっとタイでも同じ状況になっていると思いますが、駄菓子屋の現状を勝手に想像してみました。

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さて、、、
個人店の隠れた定番売れ筋商品はと言うと、「伝統菓子」です。伝統的なお菓子には、饅頭類、ポン菓子のような米を使ったお菓子類などがあります。正直、老若男女にウケる味ではなく、お爺ちゃんやお婆ちゃんが好むかなと思います。
でも、この伝統菓子は普段のおつまみ用以外にも、タイの仏教の習慣で頻繁に利用されています。

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タイには、「タンブン」という徳を積む習慣があり、定期的にお寺にお供え物をしてお経を読んでもらいます。
その時に利用するのが、写真の袋詰です。これを個人で袋詰にすることも多く、そこに使われる物の1つが駄菓子屋に売っている伝統菓子と言うわけです。

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更に、一般的なタイの家には上記写真の左手に写っているようなお供え物を置く場所が設置されています。
ここには、家を守る神様が祀られており、定期的にお供え物を置く習慣があります。
お供え物には、伝統菓子、果物、タイ料理が利用されます。

これが、駄菓子屋と仏教の習慣の関係です。
地域密着型の駄菓子屋は、周辺住民にとってはなくてはならない存在なのです。
ただし、正直なところは、少しづつ昔ながらの駄菓子屋は減ってきています。
理由は、経営者の高齢化や若者の仏教離れなど日本に似た環境に近づいているためです。

昔ながらの風景がこのまま残る事に期待はしたいですね。
もしタイ観光中に時間の余裕があれば、一度は郊外の道中で車を停めて、町の駄菓子屋にも足を運んで見て下さい。意外と興味深い物が置いてあり、面白いですよ!



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