タイ国内にもフランチャイズ経営できる業種がありますね。
その中でも、個人的には乳製品を扱うThai Denmark Milk Landが気になります。
ここは、カフェのフランチャイズとなります。

タイには数多のカフェが存在するため、フランチャイズの投資をしてまで開始するには投資額のリクープまでのリスクを感じますが気になります。

タイでは気温が高いため、乳牛として知名度の高いホルスタインは暑さに弱いことで牛乳の生産量が日本と比べて落ちてしまいます。
その為、タイでは牛乳の生産量を確保するためにデンマーク政府の協力により、1962年がらサラブリ県でThai-Denmrakのブランドで牛乳の生産が開始されました。

今回のフランチャイズは、実は政府の取組にも関わっている訳です。
実際は新製品の試し売りとして始まったカフェですが、今ではフランチャイズ加盟店が176軒ほどタイ全土へ広がっています。

初期投資は店舗の大きさで分かれているようですが、一番小さい20平方メートル以下で約70万バーツ（200万円弱）ほどの投資で運営を開始できるようです。
日本国内で行われている各社のフランチャイズ事業と比較すると、Milk Landの方が金銭面でのハードルは低そうですね。

ただし、毎年フランチャイズのライセンス料が発生し、契約は6年間です。
カフェメニューは35〜50バーツの商品が多いです。もし35バーツの飲み物で試算すると20,000杯の売上で初期投資分が回収できます。しかしカフェメニューの一杯当たりの原価や店舗運営の固定費を考えれば、20,000杯の販売では粗利は全然足りないですね、、、契約期間6年間をダラダラと販売して、1日あたり100杯は売らないと辛いです。
出店場所にもよりますがシラチャでは難しいかな、、、

ビジネスとしては難しいかもですが、タイ政府が援助にはいる新鮮な牛乳を販売できるのは魅力的です。地産地消というと大袈裟ですが、タイの国内経済へ少しでも貢献でき、美味しい乳製品を自信を持って販売できるのは店舗オーナーとして胸を張れますね！

健康食品として知名度のあるKeto製品もあり、老若男女問わずにオススメできる商品ばかりです！
赤い牛の置物も記念撮影に一役買っており、少なからず集客効果はありそうです。

タイのカフェではAmazonが有名ですが、Thai-Denmrakのカフェも負けずに頑張ってほしいですね。少しでも国内の酪農家の役に立てれば良いですね。私は、1消費者として利用を続けていきたいと思います！
それでは、また次回ッ！
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