先日のブログでホウオウボクを紹介しましたが、たまたま近くには「ムラサキソシンカ」が植えられていました。花がとても綺麗ですので、ご紹介です!

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ムラサキソシンカもホウオウボクと同じ、マメ科ジャケツイバラ亜科ハマカズラ属の植物です。
その為、蘭のような花が印象的です!

原産は中国〜東南アジアと言われています。
日本の沖縄県でも街路樹に利用されているみたいで、日本でも温帯な場所なら観賞用としても栽培できるみたいです。

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常緑性の中高木のため、ホウオウボクよりかは低いですが10m近くまで成長することがあります。

ハマカズラ属としては開花期が遅いため、ホウオウボクが結実期なのに対して、ムラサキソシンカは写真の通り開花期終盤といった感じです。

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ムラサキソシンカは、別名で「ヨウテイボク」という名前を持ちます。
漢字で書くと、「羊蹄木」です。

この由来が写真の葉っぱの形になります。
これが、羊の蹄に似ていることで羊蹄木と呼ばれるようになりました。

同じハマカズラ属でも、一方は鳳凰、こちらは羊と、名前の差を感じますね、、、
花はどちらも綺麗なんですけどね、、、

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莢は全長30cm、幅5cmくらいです。
地域によっては、この莢を食用にするみたいです。

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熟すと破莢性の性質を観察できます。
種子は発見できなかったですが、比較的大粒になります。

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幹はツルツルした感じです。
ムラサキソシンカは半蔓性の性質があるようで幹がヒョロヒョロすることがあります。

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以上、ムラサキソシンカのご紹介でした。是非、見つけたら観察してみて下さい。
それでは、また次回ッ!
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